転職事例

【医局に縛られない働き方】週4日勤務・当直なし・単身赴任解消で家族との時間も収入も充実|MEC Stationの転職事例

30代男性消化器内科医

転職を考えた時期ときっかけを教えてください

都内の私立大学医学部を卒業後、大学病院に残って研修を受けました。研修終了後に同級生だった妻と結婚し、私は消化器内科、妻は神経内科の専門医資格を取得。それぞれの分野で臨床経験を積み重ねてきました。その後、子どもを2人授かり、妻は育児との両立のため週2日の非常勤勤務になります。家庭と仕事のバランスを取りながら、医師としてのキャリアも細く長く続けていました。

転職を考えるきっかけになったのは、3年前の医局人事です。私は静岡県の中規模市中病院に異動となり、妻と子どもは都内に残る形で単身赴任が始まりました。仕事にやりがいはあるものの、家族と過ごす時間が極端に減り、次第に精神的な疲労が蓄積していきました。その後、子どもたちが小学校に進学し、妻の生活にも余裕が出てきました。妻は常勤医として現場に復帰し、医師としてのキャリアを本格的に築いていきたいと考えるようになりました。私自身も、家族と離れ離れの生活に限界を感じていました。

「医局はどうやって抜けるべきか?」
「家のローンは大丈夫だろうか?」
「子育てはどこまで分担できるのか?」
「キャリアやスキルに傷はつかないか?」

不安は多くありましたが、それでも「今しかない」と感じ、転職に向けて動き出しました。

メックステーションを選んだきっかけを教えてください

転職を決意し、まず大手転職サイト2社に登録してみました。
A社は、ほぼ毎日のように電話がかかってきて求人を紹介されましたが、内容は希望条件にまったく合っていないものばかり。こちらの意図を汲んでいない提案が続き、時間の無駄だなと感じるようになり距離を置くようになりました。
B社は、登録後にオンライン面談がありました。ただ、担当者が都内の消化器内科にあまり明るくない印象で、こちらの話もやや表面的な理解にとどまっているように感じました。後日、送られてきた求人票は15件ほどありましたが、勤務地が東京でなかったり、当直や残業が多かったりと、どれも条件には合わず。しかもそれ以降、新たな求人は届かず、代わりに広告メールが届くだけになっていきました。こちらから連絡を取ることもなくなりました。

大手サイト2社には見切りをつけ、少し行き詰まりを感じていた頃。妻から「メックステーションってどう?私が紹介してもらった副業、結構よかったよ」と聞き、試しに登録してみることにしたのです。

メックステーションの無料相談を利用しましたか

登録から数日後にメックステーションのコンサルタントと無料相談を行いました。
「単身赴任を解消したくて、医局を抜けたい」と率直に伝えたところ、すぐに的確なアドバイスをもらえました。たとえば、「1年半ほどかけて段階的に準備し、筋を通して円満に退局しましょう」「○○病院はメックグループとお付き合いがあります。内視鏡の件数が多く、希望の手技もたくさん回してもらえます。当直免除についても交渉可能です」など、求人票だけでは知り得ない現場の事情や、医局との付き合い方まで丁寧に教えてくれました。
それまで私は、「都内に戻って家族と暮らしたい」という漠然とした気持ちしか持っていませんでした。しかし、相談を通して自分の希望が整理されてクリアになり、転職の軸が定まりました。
最終的に、私は以下4つの条件を軸に、転職活動を進めることにしました。

  1. 「都内の病院」
  2. 「当直がない」
  3. 「年収は最低、現状維持」
  4. 「消化器内科専門医の臨床スキルは維持したい」

メックステーションの求人の質や量はいかがでしたか

無料相談の数日後、まず1件目の求人票を受け取りました。その後もコンスタントに情報をいただき、3つの病院が候補に挙がりました。いずれも、私が希望していた4つの条件をクリアしていました。週5日勤務もあれば、4日勤務あって、マイカー通勤OKの求人もありました。年収は全ての求人でアップでした。
メックステーションのコンサルタントからは「O・A先生のご経歴であれば、今より下がることはまずありません」と明言していただき、安心感を持って進めることができました。
相談の結果、院内の雰囲気が私と合うと勧めていただいた1つの病院に応募。仮に合わなかったり不採用だった場合は、残りの2件を再検討するという形で、無理のない進め方を提案してもらえたのもよかった点です。

応募から転職決定までのサポートはいかがでしたか

専門医の履歴書で大切なポイント、面接でよく聞かれること、医局を円満に抜けるための段取り、応募先の病院が欲している人材像など、手取り足取りサポートしてもらえました。
私は単身赴任で静岡在住。都内に行ける候補日は数日しかありませんでした。わずらわしかったので、面接の日程調整はコンサルタントに丸投げしました。施設見学と面接が決まると、メックステーションのコンサルタントも現地に同行してくれ、安心感がありました。
病院見学時、私の転職動機を採用担当の医師に伝えたところ、「当院には、先生と似た境遇で医局を出てきた方が何人もいます。みなさん当直なしで働いていますので、ご安心ください」と話してくださいました。この言葉に背中を押され、「ここで働きたい」と思えた瞬間でした。

見学後、コンサルタントから「聞きそびれたことや、交渉したいことはありますか?」と丁寧なフォローもあり、「条件面は問題ないのですが、他の病院も見て比較すべきでしょうか?」と相談したところ、「もし希望されるのであれば、他の病院見学も段取りします。しかし今回面接を受けた病院は、O・A先生と相性がいいと思います。環境的にも申し分ないのではないでしょうか」と率直な意見をもらえました。
その後、1週間も経たないうちに採用通知が届き、特に不満もなかったため、このままお任せしようと決断しました。

転職後の満足度はいかがでしょうか

医局の関係で、都内で働き始めるまで1年半ほどかかりましたが、退職と入職手続きはスムーズでした。新しい職場も気に入っています。現職場は、外来や検査の割合が多く、ワークライフバランスが非常に良好です。前職では緊急内視鏡で呼び出されることが多く、忙しい日々を送っていましたが、現職では時間外オンコールはまだ一度もありません。
妻も神経内科の常勤医として働き始め、世帯収入が増えたことで、以前よりゆとりが生まれました。子どもたちも毎日私と一緒に過ごせることを嬉しそうにしています。「下の子は、パパとママみたいなお医者さんになりたい」と言っています。都内の習い事が充実しているため、妻と協力しながら子どもたちの送迎を行っています。妻は働き方を変えたばかりで大変そうですが、そのぶん私が育児や家事をがんばっています。

私は医局を抜けましたが、前職の先生方とは現在でも交流があります。東京と静岡の距離があるため、なかなか会う機会はありませんが、年に数回食事をして近況を報告し合っています。
転職は本当に大正解でした。これからも患者さんのために、医師として邁進していきます。

担当コンサルタントの一言

O・A先生は勤勉で、高いスキルをお持ちの先生でした。無料面談で初めてお話しした際、手技の維持に対する強いこだわりを感じました。面談中、専門的な話をなされ、その熱意と専門知識に感銘を受けたことを覚えています。O・A先生のような優秀な方にぴったりの求人を見つけることは、それほど難しくありませんでした。先生の希望を最優先に、手技の向上や維持ができる病院を中心にリサーチを進めました。
また、O・A先生は静岡県で多忙な日々を送っており、面接担当者も同様に忙しい方でした。そのため、日程調整には少し時間がかかりました。しかし、面接担当者は面接前からO・A先生を非常に高く評価しており、実際にお会いしてみると、すぐにお互いに気に入っていただけました。その結果、スムーズに転職が決まりました。
現職での環境も合っているようで、私も嬉しく思っています。

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