転職事例

「いいように使われているかも」と悩んでいた30代・女性勤務医が見つけた、週4日常勤扱い+1日非常勤という最適解

30代女性内分泌代謝専門医

転職を考えた時期ときっかけを教えてください

「私は、このままでいいのだろうか」

そんな思いを抱くようになったのは、前職の中規模市中病院(横浜市内)で勤務していた頃のことです。私は内科全般を幅広く担当していました。そこでは、診療科が細かく分けられていないため、次々にさまざまな患者さんを診る毎日で、自分の専門である内分泌代謝の経験をじっくり積み上げる機会がなかなか得られませんでした。
そのうえ、忙しさに見合った給与が得られているとは言い難く、「もしかして、私はただ便利に使われているだけなのでは。このままでいいのだろうか」と感じるようになりました。

大学時代の同期との会話が転職を考え始める転機となった

モヤモヤが募った要因は、大学時代の同期たちが次々とキャリアアップしていたことです。同期の多くは医局を離れ、それぞれの専門性を活かして収入面も安定しているように見えました。そんな同期たちと話すたびに、何も変わらない自分の現状が情けなく感じられたのです。

メックステーションを選んだきっかけを教えてください

あの「メック」が転職支援? 親しみから登録に踏み出した

私は以前の勤め先で募った不満に耐えきれず、本気で転職を考えるようになりました。そしてインターネット検索を通じて、メックステーションを見つけました。
医学生時代、私と周囲の仲間は、CBT試験や医師国家試験の模試・教材といえば「メック」でした。
「メックステーションは、あのメックの医師向け転職支援なのか」と、親近感を持ちました。
「とりあえず、キャリア相談だけでもしてみよう」
そんな気持ちで、大手の転職エージェントと併用しつつ、メックステーションに登録してみることにしました。

メックステーションのキャリア相談を利用しましたか

将来の道すじが見えない私に、理想的な提案をくれた

正直なところ、当時は漠然とした不満を抱えていたものの、「何をどう変えればいいのか」という将来の道すじの答え、自分ではうまく出せずにいました。
そんなモヤモヤとした気持ちを、そのまま担当コンサルタントにぶつけたところ、次のようなアドバイスをしてくれました。
「O先生のご経歴であれば、他院への転職は十分可能です。年収アップも叶えられるでしょう。その他の選択肢として、クリニック勤務はいかがでしょうか。たとえば、週4日常勤扱いとなるクリニックで働き、週1日は検診などの非常勤を組み合わせると、年収を維持しながらQOL向上も期待できますよ。この働き方だと、現状抱えているような違和感はなくなるかもしれません」と、思いがけない提案をいただきました。

直感的にコンサルタントの提案を気に入った

これまで病院勤務しか経験のなかった私にとって、クリニックと非常勤を併用した働き方は想定外で、聞いた瞬間に「これがいいかもしれない」と感じました。
その後も、担当コンサルタントと話を重ね、「週4日クリニック+非常勤1日」という働き方を軸に、病院勤務の可能性も含めて検討していくことにしました。

メックステーションの求人の質や量はいかがでしたか

希望にぴったり合う求人がすぐに届いた

キャリア相談をしてから、まだ1週間も経たないうちに希望にぴったり合う求人票が届きました。
【求人A】
・クリニック常勤(週4日)
・当直なし
・糖尿病専門外来あり(専門性を活かせる)
・年収:現状維持(クリニックのみ。非常勤を組み合わせると年収アップ)
このクリニックであれば、専門領域である糖尿病の患者さんをしっかり診て経験を積み重ねつつ、トータル年収も前職よりアップできる見込みでした。しかも、病棟管理や急変対応の負担からも解放されます。

他にも以下の求人票もあわせて届いていました。
【求人B】
・病院常勤(横浜市内)
・当直なし
・年収は現状維持
【求人C】
・病院常勤(横浜市外)
・当直あり
・年収アップ

これら病院の常勤も条件としては悪くありませんでしたが、やはり私の求める条件と合致していた求人Aのクリニックに応募しました。病院とクリニック、両方の選択肢を提示してもらえたので、自分が本当に大切にしたい働き方や将来像をあらためて見つめ直すことができました。

応募から転職決定までのサポートはいかがでしたか

履歴書で「自分の強み」を見える化してくれた

履歴書作成の際は、担当コンサルタントが私の経歴を一つひとつ丁寧に整理し、「どこをどう書けば自分の魅力が伝わるか」を具体的に助言してくれました。

例えば、
「O先生は、忙しいことで知られる病院で、しっかりとキャリアを積まれています。救急に入りつつ、内科全般の外来を幅広くご経験なされています。このご経験は、限られた時間の中で多様な業務をこなしてきた実務能力と、内科全般に対応できる柔軟性の高さを物語っています。さらに、内分泌代謝の専門医も取得なされているので、そこも強みとして打ち出しましょう」
そんなふうに言ってもらえ、自分ではなかなか気づかないアピールポイントを次々に履歴書に反映してくれました。

面接準備から合格通知まで、転職活動すべてがスムーズだった

面接前、担当コンサルタントは「聞きづらいことがあれば私が代わりに確認します」と声をかけてくれて、その一言が当時の私にはありがたく感じました。
面接当日も、コンサルタントが同席してくれたので、リラックスして臨むことができました。
面接から数日が経ったある日、コンサルタント経由で合格の知らせが届き、条件交渉までスムーズに進めていただきました。
結果としては、応募から入職決定までは4カ月ほどかかりました。転職活動全体を振り返ると非常にスムーズだったと思います。

転職後の満足度はいかがでしょうか

転職後は仕事とプライベートが充実

転職後、平日は横浜市内の内科クリニックで常勤として働き、休診日には東京の健診センターで非常勤をしていて、今の生活には満足しています。
クリニック勤務のため、当直や呼び出しは一切ありません。それに、総合内科外来に加え、週2コマの糖尿病専門外来を担当しています。得意分野を活かした診療にやりがいを感じる毎日です。
非常勤を組み合わせたことで収入も向上し、自由な時間も増えました。空いた時間を利用してワインスクールにも通い始めました。
以前は「いいように使われているかもしれない」と感じていた仕事も、今では自分の努力がきちんと報われている実感があります。現在は、仕事とプライベートのどちらにも手応えがあり、「この選択でよかった」と思える毎日です。

担当コンサルタントの一言

O先生はキャリア相談時、「病院で内科全般を診ることが当たり前」と思っていらっしゃいました。そこがO先生ご自身の強みと捉えていただけるようご案内し、専門性を評価してもらえる働き方をご提案できました。O先生が転職先で大きなやりがいを感じられていることは、とても嬉しく思います。今後も公私ともに充実した日々を過ごされることを願います。

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