マッチング広場

面接対策不足でアンマッチに!2次募集で1から病院を探すことになった…。|マッチングで本当にあった体験談【第2弾】

マッチングで本当にあった体験談【第1弾】につきまして、たくさんのご反響をいただき、シリーズ化が決定! 第2弾をお届けします。

「マッチングなんてまだまだ先のこと」「準備しなくてもなんとかなるだろう」
そのような軽い気持ちでマッチングに挑むと、まさかのアンマッチとなる可能性もあります。

これからマッチングに向けて準備をする医学生は、先輩の失敗例からしっかり学んでおきましょう!

今回は実際にアンマッチを経験し、2次募集で1から病院を探すことになったBさんにお話を伺いました。

第2弾:Bさんのマッチング活動の振り返り

まさかのアンマッチ…。マッチング競争が激化してる現状を理解しておく

実際にアンマッチとわかり、どう思いましたか?
すごく動揺しました。
まさか自分が…って気持ちで頭が真っ白になりました😨
かなりショックを受けますよね。
残念なことに、近年のマッチングは全国的に見ても募集定員数に対しマッチング充足率が約94%にもなり、医学生にとってはマッチング競争が激化していることになります。 マッチングでのアンマッチの可能性が、昔より高くなっているともっと皆さんに知ってほしいです!
約94%!?マッチング競争率が激化していることを、しっかりと知っておくべきでした…🥲

マッチング環境の変化は、こちらからご確認ください。

データからマッチングの現状を知る 医学部入学定員増と海外医学部卒業生の増加により競争激化時代に。その結果、定員充足率が…

5年生の夏から見学に行き始めたけど、もっと面接対策しておくべきだった…

活動を振り返って、もっとこうすればよかったと思うことはありますか?
いざというときに頭が真っ白になってしまうタイプだったので、もっとしっかり面接対策をしておくべきだと思いました💦
やはり緊張してしまいますよね。十分に対策をしたつもりでも、いざ本番になるとうまくしゃべれなかったお話は、私も毎年耳にします。
見学はいつ頃から、どのくらいの病院へ行きましたか?
5年生の夏から見学に行き始めました。8病院に見学に行き、そのうち最終的に受けると決めた病院は、6年夏頃に2回目の見学に行きました。
8病院の見学に行っているのは、いいですね! 私たちは学生の皆さんに、5~10病院の見学をおすすめしています。
どのように見学に行く病院を決めましたか?
先輩や同期からの情報、ネット情報などを基に、下記の通りに優先順位をつけて探しました。
①エリア
②研修内容(指導の手厚さ)
③忙しさ
④給料
優先順位をはっきりさせているのは、とてもいいですね! 実際に研修が始まってからのギャップが生まれにくかったり、病院に応募するときの志望動機を作りやすいなどのメリットがあります!

病院探しは、初期研修病院サーチを使うと比較検討に便利です!

初期研修病院サーチ 初期研修病院サーチでは、各病院の研修に関わる情報やシーズン毎の病院特集、2次募集期には空き枠のある病院特集などマッチング活動に役立つ知りたい情報が得られます。

友達との面接練習は、質量ともに足りなかったと痛感

応募から受験までで行ったことはありますか?
「履歴書などの書類の添削」や「面接練習」を、周りの友達と組んでやりました。 とくに「面接練習」は、直前期に友達と複数回組んでやっていたのですが、質量共に足りなかったなと痛感しました😟
もっとしっかり面接対策をしておくべきだったと思われた理由は、まさにそこですね。 お友達同士での練習も大切ですが、どうしても本番のような緊張感が出なかったり、質問内容も限られたものしか出なかったりと、面接対策としては不十分な結果になりかねません。

ちなみに、Bさんのように希望優先順位の高い【エリア】を志望動機作りのベースにすると、志望動機が薄くなりやすいので注意が必要ですよ!

志望動機の作り方については、こちらの記事からご確認ください。

マッチング活動を早めにかつ適切に行うための3つのポイント C-MECエージェントがマッチング結果発表データを分析し、解説をしました。記事をチェックすることで…

発表直後はとにかく即行動が吉!1次の書類控えを最大活用しよう

アンマッチとわかってから、どのような行動を取りましたか?
かなり動揺しましたが、すぐに希望エリアの空いている複数の病院に電話をかけました。
早い段階で連絡したのでまだマッチング状況を把握していない病院がほとんどでしたが、連絡先を控えておいてもらい、後から2次募集についての案内をいただきました。
アンマッチとわかると心の整理が出来ずに動けなくなってしまう方もいるんですが、Bさんはすぐに複数の病院にコンタクトを取れたことが2次募集成功のカギといえますね。
実際に2次募集で動いてみて、どんなことが大変でしたか?
履歴書の提出を求められるので、1次で使用した履歴書をベースにして仕上げて送りました。
自分ではわからなかった病院情報は、シーメックの2次募集相談で各病院の情報を教えてもらいました。あとは友達に面接練習に付き合ってもらいました。
シーメックの2次募集相談窓口へご登録いただき、すごく真剣にご相談いただいたのがつい昨日のようです。

シーメックでは2次募集の時期に、「2次募集サポート」を実施しています。

しっかり自己分析と情報収集をすることで、限られた時間の中でも内定がもらえる

Bさんが通われている学校は、まだ卒試も終わっていない時期でしたから、より大変だったのではないですか?
実はそうなんです。
私はまだ、卒試やOSCEが立て続けにある時期だったため、2次募集対策には時間をかけられませんでした。 1次対策で使った資料(履歴書のコピー、写真等)を念のため全て手元にとっておいたことや、何も知らない病院情報をシーメックに教えてもらえたことで乗り切れたと思っています🙂
限られた時間の中でも、しっかり自己分析と情報収集、対策をすることで2次募集では早々に希望の病院に内定をもらえていましたね。
最後に、後輩にアドバイスやメッセージをいただけますか。
自己アピールに苦手意識のある人は面接対策に人一倍力を入れた方がいいです。
最終的にはどんな質問が飛んできても、どんな状況でも、スラスラ受け答えができるようになるまで練習できると、自信もって採用試験に臨めると思います。頑張ってください!
Bさん、ご回答ありがとうございました。

6年生に聞いた「採用試験で大変だったこと」のアンケート回答で、第2位に選ばれているのが【面接対策】です。得意不得意は皆必ずありますので、しっかりと対策を取っておきましょう。

(※6年生マッチングアンケート回答者数218名 2023/8/30~9/8実施)

まとめ

今回はBさんのマッチングでの経験を振り返り、下記のようなことがあげられました。

① 苦手な面接に対し、対策が不十分だった
② 卒試やOSCEが立て続けにあり、2次募集対策には時間をかけられなかった
③ 2次募集で即行動したことで早期の内定が得られた


アンマッチにならないためには事前の準備が重要です。 満足のいくマッチングとなるように、しっかりと情報収集をして備えましょう!

C-MEC エージェントと医学生

Bさん:関東在住の医学部6年生。
地域枠で関東縛りのマッチング活動、充分に対策をしたつもりが…

 

マチコさん:エージェント歴2年。
マッチングについて、日々勉強中!アニメ好き。アキバでの目撃情報多数。

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