医師インタビュー

【愛知/千秋病院→総合診療科専攻医インタビュー】研修先を選ぶ決め手とは?後期研修医として働く医師に聞いた研修先選びのポイント

千秋病院×総合診療科研修プログラム
地域密着型のケアミックスの病院で急性期から回復期、慢性期を学べる環境!さらに退院後は在宅訪問を行い、患者さんに寄り添いながら入院から退院まで、そして在宅医療と一通りの医療と介護を千秋病院では学べます。

現在千秋病院にて後期研修に励む医師のお二人にお話を伺いました。研修先を選ぶ際に重視したポイントや、実際に研修先で働いてみて感じたリアルな感想が見えてきました。

インタビュー①:専攻医2年目 安井 杏奈医師

安井先生は、岩手医科大学を卒業し、初期研修と後期研修を医療法人尾張健友会 千秋病院で行われています。1歳のお子さんの母として時短勤務をされている安井先生に、千秋病院を選んだ理由や、子育て中の働きやすさについてお伺いします。

【 安井 杏奈 (やすい あんな)医師 】
出身地:岐阜県
卒業大学:岩手医科大学
2022年3月 医療法人尾張健友会 千秋病院 初期研修修了
2022年4月 医療法人尾張健友会 千秋病院 後期研修開始

── 総合診療科を専攻した理由と選定の際に重視したポイントを教えてください。

安井医師: 総合診療科を希望したのは、父親が開業したクリニックを継ぐ可能性があるからです。できるだけ幅広い分野のスキルを身につけたいと思って決めました。

その中でも千秋病院を選んだのは、実際に千秋病院で勤務している友人の医師から話を聞き、病院の雰囲気が良いと感じたためです。総合診療専門医を取得できることもあり、初期研修から千秋病院で研修をすることを選びました。

── 実際に研修して感じた、研修先の魅力は?

安井医師: 人間関係が穏やかでのびのびしているところが魅力だと思います。例えば、「先生は今日15時までだから、私がこの仕事やっておきますよ」など、細やかな気遣いをしてくれるスタッフさんが多いです。普通はみんな自分のことで精一杯だと思うのですが、チームで一緒にアットホームにやっていける雰囲気が千秋病院の魅力です。

千秋病院は高齢者の患者が多く、入院患者の平均年齢は80.6歳。複数の疾患を同時に持っている方が多いです。総合診療では私がすべてを診ていますが、専門的な内容だとどうしてもわからないこともあります。そういうときに、各診療科の先生にすぐに相談できるので心強いです。初期研修時代も現在も、指導医や上級医の先生方を頼りにして働いています。

── 多職種からの助け合いに救われた経験が多かったのですね。では、研修で苦労したことは何ですか。

安井医師: 千秋病院では初期研修のうちから、担当医として患者さんを診ることができました。もちろん指導医や上級医がそばについてくださった上でですが、責任感のある仕事なので苦労はしました。ただ、困ったらすぐに指導医の先生に相談できますし、毎日の振り返りもあるので、大きな心配はありませんでした。こんなに早い段階から任せてもらえる環境は珍しいので、おかげで成長できたと思います。

当直も、初期研修の初めの頃は指導医と2名体制でやっていましたが、初期研修2年目にもなると、ファーストタッチを私が行い、最後に指導医に確認してもらうようになりました。任せてもらえることが増える分、責任感を感じました

── 現在は1歳のお子さまがいて、時短勤務をしているということですね。よくある一日の流れを教えてください。

安井医師: まずは時短勤務ではない通常のスケジュールを紹介します。

08:30  出勤

08:40  朝会

09:00~  病棟回診or外来対応

12:00~13:00  お昼休憩

13:00~  病棟回診or救急当番orカンファレンス

17:00  退勤

朝8時30分に来て、8時40分から朝会があり、9時から病棟回診または外来に入り、12時頃から1時間ほどお昼休憩、13時から病棟回診を再開するか、救急当番やカンファレンスに参加します。そして17時に終わるというのが一般的です。

私のような時短勤務(1時間)の場合は、出勤時間から異なります。

09:00  出勤

~12:00  外来対応or病棟回診

12:00~13:00  お昼休憩

13:00~15:45  病棟回診or救急当番orカンファレンス

15:45~16:00  上級医の先生と振り返り

16:00~  振り返りをもとに回診

16:30  退勤

私の場合は出勤を30分遅くしてもらい9時に出勤しています。そこから外来がある日は外来対応、ないときは病棟回診をし、12時頃からお昼休憩を取ります。そして13時から病棟回診を再開するか、救急当番やカンファレンスに参加します。15時45分から上級医の先生と振り返りを行い、16時過ぎからは振り返りをもとに回診を行います。そして、30分早い16時30分に退勤となります。朝、夕30分ずつ合計で1時間の時短勤務の分、慌ただしくもありますが充実した毎日を送っています。

―― 子育てとの両立は、やはり大変ですか?

安井医師: もちろん大変なことが多いですが、千秋病院は、子育て中でも働きやすい環境だと感じます。病院内に保育室があるので、子どもも一緒に出勤して預けることができます。保育料もとても安いですよ。 また、珍しくオンコールがほとんどない病院なので土日や退勤後に呼ばれることがありません。オンオフをしっかりつけられる環境です。今は当直を免除してもらっていますし、子育て中の医師に対する手厚いサポートがあり、ありがたいなと感じます。

―― 最後に、これから千秋病院を目指す方に向けて、メッセージをお願いします。

安井医師: 正直なところを言うと、若い医師が少ないため後輩が欲しいです。 千秋病院では二次救急病院ではない分、救急に関する経験は少なくなるかもしれませんが、経験が積めないわけでは決してありません。総合診療専門研修プログラムでは3ヵ月以上の救急科の研修が必須なため、二次・三次救急や救命救急センターの病院で研修を行います。

また患者一人一人に忠実に向き合う診療スタイルをとることもできますが、わたし自身、今は経験を積む時だと思って患者を多く引き受け、日々さまざまな症例を学んでいます。こうした自分の働き方やキャリアアップ、スキルアップに応じて伸び伸びと研修できるのが千秋病院です。 仕事とプライベートのメリハリをつけやすいのも特徴で、働きやすい病院だと思いますよ。ぜひ一度見学に来ていただけたら嬉しいです。

―― 千秋病院ならではの特徴はありますか?

安井医師: 「無差別平等の医療と介護・福祉の実現をめざす」という考え方が浸透しているのが大きな特徴だと思います。たとえば千秋病院では、無料低額診療事業を行っています。生活保護の対象までではないが金銭的に余裕がない患者さんでも、無料低額診療を活用して無料または低額な自己負担で入院・通院しています。また、入院時の個室代、差額ベッド料もとっていません。本当に必要な患者さんに医療を提供したいという想いが素晴らしいなと思います。

―― 安井医師、ありがとうございました。

インタビュー②:専攻医3年目 川本 竜太郎医師

川本先生は、20代の頃に薬学部を卒業し、薬剤師として勤務されていました。その後医師を目指し、高知大学に編入。大垣市民病院での初期研修を経て、千秋病院で後期研修を行っています。後期研修先を選ぶ際に重視したポイントや、実際に研修を受けて感じた魅力をお伺いしました。

【 川本 竜太郎 (かわもと りゅうたろう)医師 】
出身地:愛知県
卒業大学:高知大学
2021年3月 大垣市民病院 初期研修修了
2021年4月 医療法人尾張健友会 千秋病院 後期研修開始

── 川本先生は、もともと薬剤師をされていたんですよね。

川本医師: はい。医師になるまでは、薬剤師として病院などで働いていました。しかし薬剤師として患者さんと接するうちに、もっと皆さんの役に立ちたいという思いが強くなり、医師になろうと決意しました。もともと医師に憧れがあったこともあり、30代半ばから必死で勉強し、高知大学の医学部に入ることができました。

── 総合診療の専門医を目指すという道を選ばれていますが、その理由を教えてください。

川本医師: 患者さんとその家族にじっくり寄り添いたいというモチベーションで、在宅医療に興味を持っていました。だから将来的には、町医者として家族ぐるみの付き合いができるホームドクターになりたいと考えています。そのために全般的な知識や経験を身につけたいと思い、総合診療を選ぶに至りました。

── 千秋病院を後期研修先に選んだ理由を教えてください。

川本医師: 院長先生の人柄に惹かれました。薬剤師時代から知っていて、本当に優しい方なので、一緒に働きたいと思ったんです。それから、家から近いという部分もとても大きかったです。

── 実際に働いてみて、いかがですか?

川本医師: いろいろな病院を見てきましたが、千秋病院には、自由な環境があると思います。指導医の先生にただ従うのではなく、最初から最後まで一人で任せてもらえるんです。おかげで自分でゆっくり考える時間があるし、患者さんとコミュニケーションをとって進めていけるのでやりやすいです。

もちろん困ったら指導医や上級医に聞くことができるので、安心感もあります。指導医のひとりでもある院長先生も人柄がよく優しいので、何か迷うことがあれば何でも相談しています。

── 普段の1日のスケジュールを教えてください。

川本医師: 朝は8時30分に来て、たいてい定時の17時で帰ります。残業することがあっても30分程度のことが多いです。午前中は病棟の回診を行い、午後は救急外来や訪問診療を行っています。当直は週に1回入っています。

千秋病院のいいところは、無理のない範囲で、自分のペースでスキルアップできるところだと思います。たとえば、担当する入院患者の人数などは、本人の力量を考えてくれます。

── 実際に総合診療の専攻医として働いてみて、いかがですか。

川本医師: わたしは総合診療の医師として訪問診療に行くことが多く、患者さんの家族と話し合いながらどのような治療をするのかを決めていきます。「なるべく在宅で最後まで見たい」などの希望に応えたり、状況によってはレスパイト入院を勧めたりしています。看護師の方と2人で訪問しじっくりと向き合えるのがやりがいです。 そのため、今後も在宅診療に携わり、患者さんやその家族と関わりながら診療を進めていく医師でありたいです。

地域性なのか、優しい患者さんが多いですね。ありがたいことに慕っていただいたり、感謝をいただいたりするシーンも多々あります。患者さんやご家族の声を原動力に、日々頑張っています。

── 正直、大変なこともあるかと思いますが、いかがでしょうか。

川本医師: 中堅の先生が少ないことですね。救急などの対応がまわって来ることが多く、負担が大きいと感じることもあります。でも自分で対応するのに無理があれば他の医師やスタッフが助けてくれます。千秋病院は医師とスタッフの間に垣根がないので、救われています。

── ちなみにプライベートでは普段どんなことをされていますか?

川本医師: 休みの日は、妻とゆっくり旅行に出るなどリフレッシュしています。千秋病院は、休みの日に電話がかかってくることはほとんどありません。医師という仕事でありながら、プライベートとの線引きがしっかりできるので、とても働きやすい環境だと思います。

── これから千秋病院を目指す方に向けて、メッセージをお願いします。

川本医師: 千秋病院は、患者さんとじっくり向き合って、深く考えながら関われる病院です。そういうのがいいなと思う方がいらっしゃれば、ぜひ一度見学に来てください。一緒に働けることを楽しみにしています。

まとめ

今回は、千秋病院にて後期研修中のお二人の先生にお話を伺いました。同じ病院で勤務されている場合でも、それぞれの働き方があり、インタビューをしながら大変興味深かったです。医師はワークライフバランスを整えることが難しいイメージですが、お二人のように子育てやプライベートの充実も図りながら、医師の仕事にやりがいを持って務めていらっしゃる場合もあります。
研修先を選ぶ際のポイントや、その先のビジョンが見えてきたのではないでしょうか。研修は、その後のキャリアの土台になる重要な期間です。充実した経験を積めるよう参考にしてみてください。

専攻医・シニアレジデント研修時の処遇

募集人員
2名
当直
4~5回/月

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