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【研修医や若手にもお勧め!診察時や救急現場などで活用する
日本版敗血症診療ガイドライン2020アプリ版(2023年時最新)

ベッドサイドで簡単操作。
迅速な診断、治療を強力サポート

敗血症は、世界で数秒に⼀⼈が亡くなっている疾患です。すべての年齢層で罹患し重篤化するため、臨床現場では敗血症の早期診断・治療が求められます。

Smart119社が開発した『日本版敗血症診療ガイドライン2020』アプリ版は、日本集中治療医学会・日本救急医学会が合同で作成した「日本版敗血症診療ガイドライン2020」をスマートフォンやタブレット端末で閲覧、検索できる診療支援アプリケーションです。

医療従事者が、診察時や救急現場などにおいて、敗血症疾患の予後改善のために迅速かつ適切な評価、判断をするためのガイドラインとして活用されています。

「今知りたい」を叶える!
749頁分の情報を、スマホやタブレットで
手軽に閲覧、検索が可能

『日本版敗血症診療ガイドライン2020』は、220名を超える日本人の専門家が現在までのエビデンスに基づいて、現場で発生するクリニカルクエスチョン(CQ)に対する回答を作成したものです。

従来の冊子版は、794頁に及ぶ多くの内容が収載されているため、携行性や閲覧性に課題がありました。『日本版敗血症診療ガイドライン2020』アプリ版は、その膨大な情報をスマートフォンやタブレット端末で、閲覧や検索、ブックマークで手軽に確認できるだけでなく、診断時のスコアリング計算など便利な機能も活用できます。

「敗血症治療の専門的な情報を、もっと簡単にスピーディに確認できたら……」「現場に分厚いガイドライン本を持参できない時は不安がある」

診療中に、そのように感じたことはありませんか?

Smart119社のCEOである中田孝明は、現役の救急医(千葉大学大学院医学研究院 救急集中治療医学教授)です。開発にあたっては、臨床現場の視点を取り入れながら、診療中や救急現場のベッドサイドで、医療従事者が「今」知りたい情報をすぐに得られることを重要視しました。

実際に、『日本版敗血症診療ガイドライン2020』アプリ版を利用した医療従事者からはこのような声が届いています。 

  • 現場に分厚い本を持っていく必要がなく、スマホで簡単に確認できる
  • 診療フローから気になるCQに飛べて使いやすい
  • 診療フローが拡大できるので、目が悪くても見やすい
  • 自分の知りたいことがすぐに検索できる
  • スコアの計算が簡単にできるのが便利
  • 基本的なことだが、初期蘇生・循環作動薬が確認できるのはよい
  • 診療時に気になったところをすぐ確認できる
  • 情報が豊富なので、他カテゴリも良い意味でついつい見てしまう
  • 基本的な内容だが、専門的な内容もあり勉強になる

◆『日本版敗血症診療ガイドライン2020』について

・多職種の医療従事者が敗血症患者の予後改善の為に適切な診療の支援を目的に作成 ・作成には、専⾨医師や⼀般医師に、看護師、理学療法士、臨床工学士、薬剤師、および患者経験者を含めた総勢226名が参加 ・日本の医療状況(水準、環境、経済)、保険制度、そして日本人の価値観や文化的な背景を考慮した

※『日本版敗血症診療ガイドライン2020』アプリ版は、冊子版にはない新たな項目として次の5点を加えた22領域、クリニカルクエスチョン(CQ)117題を収載しています。 ①神経集中治療 ②患者、その家族と医療者の信頼関係からアプローチする治療(patient and family centered care) ③敗血症診療システム(Sepsis Treatment System) ④ストレス潰瘍 ⑤小児敗血症

◆対象となる患者

小児から成人に至るまでの敗血症・敗血症ショック患者、およびその疑いのある患者

◆本ガイドラインの使用者

敗血症診療に従事、また関与する専門医、一般臨床医、看護師、薬剤師、理学療法士、臨床工学技士、栄養管理士などの全ての医療従事者

117の臨床課題(CQ)、スコアリング計算など、
迅速な診断を促す充実機能を搭載

アプリ版には、冊子版の『日本版敗血症診療ガイドライン2020』からさらに22領域を加えた、117題のクリニカルクエスチョン(CQ・臨床課題)を収載しています。
初期蘇生や循環作動薬が確認できるほか、症状の時間軸に沿った診療フローから、関連するCQをすぐに検索できます。また、ブックマークに登録すると、見直しや比較などの検討時に素早く表示することが可能です。現場での適切で速やかな診断をサポートします。

基本的なものから専門的なものまで、豊富な情報を得られるため、日々の診療だけでなく敗血症の知識をより深めるツールとしても非常に役立ちます。

臨床課題画面

①臨床課題(クリニカルクエスチョン:CQ)117題を収載しました。「画像診断・感染源のコントロール」の選択した画面。診断フローにある各状況下のCQを一覧にして表示します。 ②「診断フロー」のタブをタップすると、該当する診断フロー全体を見渡すことができます。 ③「CQ詳細画面」。各CQに対して答えと解説を表示します。ブックマークに登録し、見直しや比較などの検討時に素早く表示することができます。


①CQの検索、患者の変容からの経過時間、分類項目から絞り込み検索が可能です。 ②ブックマークされたページをリストとして一覧表示されます。見直しや比較などの検討を支援します。

また、診断時のスコアリング計算機能、血液検査による各数値を入力し確定診断する SOFA score計算機能を搭載。バイタルサインなどから迅速な診断を促す「Early Warning Score」へも対応し、迅速な敗血症の確定診断に貢献します。

①診断時のスコアリング計算機能があります。血液検査による各数値を入力し確定診断するSOFA、またバイタルサインなどから迅速な診断を促す「Early Warning Score」へも対応しました。 ②SOFA計算画面。人工呼吸器の有無、血液検査から得られた「血小板」「ビリルビン」などの数値範囲を選択します。 ③SOFA計算結果画面。選択入力した血液検査から得られた数値から結果を表示します。いち早い敗血症の確定診断に貢献します。

来年に改定が予定されている「日本版敗血症診療ガイドライン2024」においても、アプリ版が公開予定です。

Smart119社は、急性期医療の現場における課題を、最新テクノロジーと柔軟・独創的な発想で解決し、より多くの命を救いたいという思いから発足した医療系スタートアップです。今後も、臨床現場で活躍する医療従事者を支援し、「命を救う」への貢献に積極的に取り組んでいます。

ご利用方法

お使いのスマートフォンやタブレット端末より、アプリをダウンロードの上、ご活用ください。

『日本版敗血症診療ガイドライン2020』
アプリ版をダウンロード
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