現4年生～5年生のマッチングは今後どうなる!? 2023年度中間公表データ結果からみる予測｜教えてC-MECエージェント

2023年度のマッチング中間公表データからみる、今後のマッチング動向について見ていきましょう！現4年生～5年生の皆さんは、今後のマッチング活動の参考にしてください！

2023年度中間公表データ結果からみる予測！

9月29日(金)に2023年度マッチング中間公表が発表されましたね。中間公表では、9月末時点の各病院を第1希望にしている人数が公開されます。

中間公表データから病院毎の充足率、エリア別の人気度合いなどをみていきましょう！(#^^#)

まずは、病院毎の充足率ランキング（TOP10）です！ (※募集定員数に対しての第1希望者数で充足率を計算)

充足率ランキング（外科、小児産婦などのプログラムは除く）

都道府県	病院名	定員数	第1希望者数	充足率
神奈川県	横浜市立みなと赤十字病院	8	50	625.0%
埼玉県	さいたま市立病院	12	60	500.0%
神奈川県	川崎市立川崎病院	10	48	480.0%
東京都	地域医療機能推進機構東京高輪病院	3	14	466.7%
兵庫県	川西市立総合医療センター	2	9	450.0%
東京都	武蔵野赤十字病院	10	44	440.0%
東京都	練馬光が丘病院	2	8	400.0%
神奈川県	横浜南共済病院	8	32	400.0%
大阪府	日本生命病院	6	24	400.0%
福岡県	白十字病院	4	16	400.0%

続いては、都道府県別の第1希望者数、募集定員数に注目!!
希望者数が増えた都道府県ランキングになります。

希望者数が増えた都道府県ランキング 2022年度との比較

都道府県	2022年度第1希望者数	2023年度第1希望者数	2022年度比
東京都	1465	1544	79
大阪府	754	828	74
埼玉県	476	538	62
奈良県	78	117	39
愛知県	583	613	30
兵庫県	448	474	26
宮城県	160	181	21
長崎県	76	96	20
青森県	63	81	18
静岡県	248	265	17
三重県	112	128	16
滋賀県	87	103	16
山形県	45	59	14
北海道	318	401	13
和歌山県	68	78	10
福岡県	391	401	10
熊本県	82	91	9
石川県	77	84	7
佐賀県	50	53	3
岐阜県	113	116	3
島根県	49	51	2
茨城県	148	147	-1
山梨県	59	57	-2
福島県	105	103	-2
鳥取県	38	35	-3
愛媛県	73	69	-4
岩手県	60	55	-5
徳島県	36	31	-5
富山県	72	64	-8
福井県	42	33	-9
高知県	63	53	-10
広島県	196	184	-12
栃木県	119	105	-14
千葉県	436	420	-16
秋田県	67	51	-16
宮崎県	56	38	-18
新潟県	121	102	-19
長野県	121	101	-20
大分県	67	47	-20
群馬県	115	94	-21
岡山県	174	152	-22
神奈川県	823	798	-25
香川県	66	41	-25
山口県	96	62	-34
鹿児島県	115	79	-36
沖縄県	159	118	-41
京都府	267	209	-58

2022年度と比較して最も増えたのは、絶対王者の【東京都】でした。次も安定の【大阪府】【埼玉県】【奈良県】【愛知県】【兵庫県】と、都市部やその周辺エリアが人気ですね。

一方で大きく人数が減った都道府県は、【京都府】【沖縄県】【鹿児島県】でした。【京都府】の第1希望者が減少しているのは、【大阪府】【兵庫県】の病院を第1希望者にしている学生が増えたのが要因かと思うので、決して不人気エリアになったわけではありません。

例えば、下記2つの病院プログラムでの希望者数が減少しました。
■「京都大学医学部附属病院」が各プログラムで合計24名減少
■「宇治徳洲会病院」が17名減少
しかし、第1希望者は昨年度と比較すると減少しましたが、フルマッチするであろう人気病院に変わりはないですね（笑）

【沖縄県】は昨年度と比較し、全18プログラム中11病院が希望者減少しているため、県全体として減っている印象です。

次は、都道府県別の募集定員数の増減を見てみましょう。

都道府県別の募集定員数の増減

都道府県	2022定員数	2023定員数	2022年度からの定員数の増減
神奈川県	650	666	16
大阪府	634	647	13
愛知県	561	570	9
埼玉県	441	448	7
静岡県	297	304	7
三重県	157	164	7
茨城県	240	247	7
長崎県	139	144	5
福島県	167	172	5
広島県	202	207	5
宮崎県	102	106	4
鹿児島県	142	145	3
石川県	131	133	2
山口県	129	131	2
宮城県	226	227	1
佐賀県	83	84	1
山梨県	80	81	1
岩手県	121	122	1
青森県	152	152	0
熊本県	143	143	0
鳥取県	81	81	0
富山県	109	109	0
福井県	89	89	0
高知県	92	92	0
栃木県	193	193	0
秋田県	106	106	0
大分県	107	107	0
群馬県	144	144	0
京都府	258	258	0
兵庫県	411	410	-1
滋賀県	127	126	-1
山形県	118	117	-1
北海道	438	437	-1
岐阜県	188	187	-1
愛媛県	140	139	-1
新潟県	230	229	-1
香川県	105	104	-1
和歌山県	127	125	-2
島根県	77	75	-2
徳島県	76	74	-2
沖縄県	162	160	-2
奈良県	129	126	-3
千葉県	496	493	-3
岡山県	201	197	-4
長野県	173	168	-5
福岡県	419	413	-6
東京都	1251	1243	-8

最も定員数が増えたのが【神奈川県（16枠増）】でした。次に【大阪府（13枠増）】【愛知県（9枠増）】です。一部の都市エリアの定員数が増加しました。
一方で、枠が最も減ったのは【東京都（8枠減）】【福岡県（6枠減）】【長野県（5枠減）】となります。
最後に、募集定員数に対して第1希望者の差について見ていきましょう。

募集定員数に対して第1希望者の差

都道府県	2023定員数	2023年度第1希望者数	差
東京都	1243	1544	301
大阪府	647	828	181
神奈川県	666	798	132
埼玉県	448	538	90
兵庫県	410	474	64
愛知県	570	613	43
奈良県	126	117	-9
福岡県	413	401	-12
広島県	207	184	-23
滋賀県	126	103	-23
山梨県	81	57	-24
島根県	75	51	-24
佐賀県	84	53	-31
三重県	164	128	-36
静岡県	304	265	-39
高知県	92	53	-39
沖縄県	160	118	-42
徳島県	74	31	-43
富山県	109	64	-45
岡山県	197	152	-45
鳥取県	81	35	-46
宮城県	227	181	-46
和歌山県	125	78	-47
長崎県	144	96	-48
京都府	258	209	-49
石川県	133	84	-49
群馬県	144	94	-50
熊本県	143	91	-52
秋田県	106	51	-55
福井県	89	33	-56
山形県	117	59	-58
大分県	107	47	-60
香川県	104	41	-63
鹿児島県	145	79	-66
岩手県	122	55	-67
長野県	168	101	-67
宮崎県	106	38	-68
山口県	131	62	-69
福島県	172	103	-69
愛媛県	139	69	-70
岐阜県	187	116	-71
青森県	152	81	-71
千葉県	493	420	-73
栃木県	193	105	-88
茨城県	247	147	-100
北海道	437	331	-106
新潟県	229	102	-127